2010年4月19日月曜日

遅れてきた青春

 
もしかすると、これは、遅れてきた青春かもしれない。

周りを見渡すと、私よりも若い子たちが多い。
そして何より、私の隣の席はクラスに唯一の男子、二十歳過ぎのイケメン君である。

オバちゃんは、「若いエネルギーをもらう」のである。

週末、連絡帳を先生に提出すると、丁寧なコメントをちょこっとつけて下さる。
懐かしい。懐かし過ぎる。何だろう、すっかり忘れ去っていたこのくすぐったい感覚。


ふんどしを作って売ろうとしていることを先生に相談した。一度ブツを見ていただいて、プロの目からのダメ出しをしていただこうと思ったのだ。
そうして実際にご覧いただいて、いくつか問題点と改良点のご指摘とご指導を頂戴した。

腰の紐の端の始末の仕方、伸縮縫いをせずにニット用の針と糸を使うこと…等。

ふんどしに関しては試行錯誤の叩き上げの作業だった。(
そうしてこれまで作った50枚ほどのふんどしを、5月の楠公さん(神戸・湊川神社)の手作り市にデビューして売り出す予定ではあるが、その時はアウトレット価格まで下げるべきだろうと思った。
先生のご指摘を受けるほどに、自分の作った品が、まだ正規の価格をつけられるほどの仕上がりではないことを思い知った。そのことに動き出す直前に気付くことができてよかった。
ただ、先生は独創性やアイデア、着目点、実行力といった点をとても評価して下さった。そして「この一年で縫製の技術は伸びる人だ」とお墨付きをいただけたのは嬉しかった。

腕が上がれば、ふんどしの値段も上げられる。

優しい先生である。社会に出てから全く出会うことの無かった優しさである。
ふと気付いた。人間不信の野良犬みたいに生きてきた私は、打ちのめされる準備だけを、いつも心のどこかでしていた。
他人が私を打ちのめさないのが、不思議で仕方が無かった。
 

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