2010年5月3日月曜日

二十歳の若者はウインナコーヒーを知らない

 
五月晴れ。清々しい昼下がり。スタバに行った。
昼下がりにスタバでポメラ()を使ってブログを書いている、そこそこシブいカンジで、私もこの風景に馴染んでいるんだろう。

悪名高き米帝のカフェ文化である上に「エスプレッソは邪道」と思っている私は、基本的に、友達と話し込む以外の用事でスタバには行かない。しかし連休中どこへ行くでもなし、たまにはよかろうと、スタバに出掛けて、「この店でいうウインナコーヒーに相当するもの」を注文した。スタバの仕様について、私はあまりよく知らないので、何をどのように注文すべきか、よくわからない。

ところが、カウンターの向こうで注文を訊く店員は、「ウインナコーヒー」を知らなかった。え?ここ喫茶店でしょ、一応。
そうしてその店員に年齢を訪ねたら、二十歳だという。
シブい口ひげをたくわえている、このカウンターの若者は、私が高校生の時に産声をあげたのである。そして「ウインナコーヒー」を知らない。
「ウインナコーヒー」を知らないということは、多分「ミーコー」「レーコー」も知らない。
「ミーコー」とはミルクコーヒーの略で、カフェオレのことを指す。
「レーコー」とは冷たいコーヒーの略で、アイスコーヒーを指す。

不思議だな。私もついこないだまで二十歳だったのに。
ともかく。

そして「ウインナコーヒー」について逐一説明している、私は雑学のあるオバちゃんである。
…ウインナコーヒーちゅうのは、コーヒーにウインナーがドボンと浸かっとるのとちがうで。生クリームを乗っけて、オーストリアの「ウィーン風」ちゅう意味やで。…
客商売だからか、一応若者も「へぇ!そうなんですか」などと巧いこと相槌を打ってくれている。

私は自分のことをオバちゃん、オバちゃんと言っているけれど、のりPよりも若いのである。
しかし、オバちゃんというポジションは、ナメられやすい上に性的対象から外れることもあって、だからこそそこを巧みに利用すれば、案外色々と融通のきくポジションでもある。
このように、正面からとっさに若者をイジり倒せるのは、オバちゃんならではだと思う、今日この頃。
 

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