2010年5月13日木曜日

みんなでやれば

 
「みんなで“やっちゃった服”を着てこよう」
と、提案する者がクラスにいた。
素敵に見えて買ったつもりの服が、全然イケてなかった、ということがある。そういう服は袖を通さないままタンスの肥やしになっているはず。そんな「あちゃ~」な服を、明日みんなで一斉に着てこよう。…

しかし私など、存在自体で「やっちゃった」感を醸し出しているのに、ここでわざわざ「やっちゃった服」を選んで着ても、大したインパクトが無い。それに、あまりにヒドい服は引越しの時に捨ててしまったから、強烈なのは残っていない。

昔、小学館のビッグコミックスピリッツに『YAWARA!』が連載されていた時、抽選で70名に当たる「YAWARAちゃんTシャツ」が当たったことがある。あれを残していたら最強だったかもしれないが、度重なる転居の際、いつかどこかで消えてしまった。

また、日雇い派遣で悪名轟かせたグッドウィルでバイトをした時に「買わされた」、背中に「mobaito.com(モバイト・ドットコム)」と書かれたポロシャツがある。これは「労働史の負の遺産」として、いつか高値がつきはしまいかと思ってとってあるのだが、着用した途端に力が抜けてヤル気が失せるので、あまり着たくない。呪われたポロシャツである。

結局、ソビエト崩壊直後に怪しいロシア人から百円で購入したTシャツを着ていった。正直「やっちゃった」とは言い難い。共産趣味傾向の強い私にとっては「超イケてる」柄のシャツなのである。

各々勇気を振り絞って「やっちゃった服」を着てきたものの、そこそこ似合っているものばかりで、正真正銘の「やっちゃった」とは言い難かったが、せっかくノリノリで普段ありえない服を着てきているので、集合写真を撮って大はしゃぎした。

この「やっちゃった服」に関しては、また後日、第2回、第3回…と、リベンジの回が催されるらしい。
なんだ、このクラスのテンションの高さ。

 

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