2010年5月23日日曜日

大阪のモクロミはわかった

 
大阪駅で途中下車した。特に用事は無かったが、天気が好かったので。

これまで私はウインドーショッピングを楽しむタイプではなかった。買わないので、できるだけ見ないで足早に通り過ぎて、街中を歩く時は目的地のみを目指すカンジ。はっきり言って、私が普段歩く速度は「早すぎる」と言われるほど早い。(

今、職業訓練校で学び始めて、ようやくウインドーショッピングの方法がわかるようになってきた。世の人々が、一体何を思ってウインドーショッピングをしているのか、その気持ちにようやく近づいてきた。
しかし、まだシャネルもエルメスもカルティエも、店の敷居を跨いだことは無い。ガラスケースをじっと眺めているところに店員が近寄ってきて「よかったらお出ししましょう」などと言われるのが怖いのである。そんなつもりはない、そんなつもりはない、買う気なんて毛頭無い。

歩いていると、神戸もそうだが、やはり中国からの観光客が多かった。元から神戸は上海の姉妹都市ということもあってか、中国の人が多いには違いなかったが、それにも増して「多い」と感じた。

最近、大阪・キタの再開発で、ミナミと客の奪い合いで火花が飛び散っているようなことがニュースで言われていた。下手をすると百貨店などは共倒れになる危険もあるとか。
でも、この再開発は間違いなく「中国からの観光客ご一行様方」頼みで、平に平に、頭を下げ揉み手しながら大手を振って大歓迎しようという大阪市のモクロミが、ためつすがめつしみじみと伝わってきた。

こうして観光に来られた中国の内陸部の人々が、日本の都会のファッションセンスを盗み取って垢抜けてくる日も間近だろう。
やはり、日本が中国に出向いていって服の企画・デザインをわざわざやる必要も、縫製の技術指導する必要も、そう遠くない将来に無くなるような気がする。(
 

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