2010年6月8日火曜日

本当に「バングラデシュ」と

 
就職相談で担当の先生()が、私の職務経歴書を見て「こんなのは初めてだ、凄い!大したもんだ」と言って下さった。私も、自分の職務経歴書がそこまで好評だったのは、初めてかもしれない。
そもそも、A4の用紙に10ptの字で3枚を要する私の職務経歴書である。とても面接担当官泣かせのシロモノだとは思う。

私は殆ど異業種ばかり直接雇用で30回近く転職している。正社員は2回。他は契約社員かパート、アルバイト。また、本来世間では三年以上同じ職場で続けた仕事しか職歴と言わないのが常識らしい。常識どおりなら、私は何の仕事も経験したことがないことになる。

そしてこれだけ転職回数が嵩むと、記録しておかないと自分でも何をやったのか忘れてしまう。だからそれを丁寧に記録したものに「職務経歴書」と題字をふって、面接の時などには勝手に添付してしまうのである。面接の時、いきなりあーだこーだと私のことを尋ねる前に、「まぁまず、それ読め」ということだ。
もちろん、明らかに読んでいないくせに賢そうに振舞おうとする面接担当者もいる。そういう失礼で、仕事をする上で不適切な会社は、私の方から願い下げである。(
また、これまでの職歴を「三行以内でおさめろ」「百字以内で書け」とか、絶対無理である。そういうことを言う会社とは、どのみちハナから縁は無いのでどうでもいい。

しかしこの度は、かつて大手派遣会社で人事担当をしていた、「人を見抜くプロ」である就職相談の先生が、私の職歴を職歴として認めて下さったのである。「これはなかなかできることではない」と。さすが、私の生き様の難易度の高さをしっかり見抜かれる、この先生はお目が高い。

そんなわけで、30代も半ばを過ぎた私のこの先の身の振り方について、相談にのっていただいた。

「もうね、今だったらバングラデシュの縫製工場で工員とか、そんな仕事を探してきてくれるんだったら、行きますとも」

と、私が適当なことを言うと先生は笑って、手元のメモ帳に、本当に「バングラデシュ」と書いておられた。
先生はアパレル業界にかなりの人脈をお持ちである。今あの業界を牽引しはじめているのはバングラデシュであるから、本当にバングラデシュでの仕事も探してこられるかもしれない。
そうなると私は、借金まみれでマグロの遠洋漁業の船に乗って行方をくらます人みたいなカンジ。
ただ、私は赤貧だが、借金は無い。
 

4 件のコメント:

  1. どうですか バングラディシュは?

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  2. ぶっちゃけ、行ってみたいです。

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  3. いつも楽しく観ております。
    また遊びにきます。
    ありがとうございます。

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  4. エールをありがとうございます。
    楽しんでいただいて何よりです。

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