2010年7月4日日曜日

叶姉妹の普段着は夜の正装

 
某ホテルの写真室で働いていたことがある。その時、何組ものカップルの婚礼の写真を見ていて、思った。

十中八九、結婚式で洋装を選んだ新郎は、「洋服に着られている」カンジ。何というか、まるで七五三だ。
「主役は花嫁さんですから」なんて言われて、新婦のドレスに合わせて、無理矢理着させられたのだろうか。
しかしやっぱり、紋付き袴を選んだ新郎は、誰も彼もよく似合っていた。むしろ身の丈をわきまえた男前ほど、紋付き袴を撰ぶのだろうか。


世の中、着方のわからない服がたくさんある。

ベルトをズボンのベルト通しに通さずに、シャツの上から見せてつけてみたり。
だからしゃがむと、ベルトがベルトとして機能していないので、半ケツになっているのだが、それも美尻ならば無問題かもしれないし、むしろ生の尻をこそ見せたいものなのかもしれない。

上記の結婚式の正装にしてもそうだ。

しかし、頻繁にパーティーに行く用事のある人でなければ、服の着方がわかったからといって、どうということもない、知っていたからどうなんだ、ということもよくある。
そして、いまだに19世紀や20世紀初頭のヨーロッパの社交界の服が、何故か今も世の中の正装なのだ。その理由がいまいち私にはわからない。

それが何故なのか、理由を問わずに形を受け入れていくことが、ファッションの消費者として優れているのかもしれない。下手にこだわる奴は嫌われる。

豆知識。
礼装のモーニング(morning)と、喪服のモーニング(mourning)は違う。
 

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