2010年10月31日日曜日

隆盛する女衒業

 
学校の帰り道、駅前でフリーペーパーを押し付けられた。いつもなら受け取らないのだが、断る暇も無かった。若い男のアルバイトだったが、どうやら相手を選んで配っている。
押し付けられたのは、フリーペーパーというより、かなり立派な雑誌。見たまんま、スイーツで甘い女を呼び込もう、てか。表紙にケーキの写真と、お馴染みの「高収入ワーク」の文字。もしや、あれ()か。

だとすると、あの若い男には私がオバちゃんではなく、おねーちゃんに見えたのか。逆にお礼を言わねばならん。

それにしても、介護はあれだけ人手が足りないと言いつつ、女衒業は隆盛しているようだ。ここは都会ではないのに、わざわざ探さなくても、フツーに歩いているオバちゃんの私ですら、こういった仕事が山ほどあるということを知ることができる。
寝たきりのジさまの介護などでも、寝たきりのくせに「チンコをエエかんじにしてくれ」と、早よ氏ね!と思うような要望をしてくる輩がいるのである。
ヘルパーに頼まずに、ヘルスに頼むべきである。…そうだ、介護ヘルス産業というのは、絶対ニーズとして避けられんだろう。(※冷え切った日本経済に活発な産業を・2009年12月15日)
と、昨年書いた記事を振り返りつつ、確かに、介護の仕事するくらいなら「ルンルンワーク」の方がいい、という人もいるだろう。

この状況は、果たして「文化」なのか。「文化的」であることは、そんなにも素晴らしいことなのか。
もしも私に娘がいたら、そこにある人身取引の可能性を指摘するだろう。ひっぱたいて引きずりまわしてでも、バカ男に身を穢されるような真似だけはさせない。

思い起こせば15歳の頃、私は、真面目な顔をした無関心で無責任な大人の、何とも思わない卑怯な様を「おかしい」と思っていた。
今、私は15の頃の私に向かって、「あんたの感じていたことが、全て正しい」と言い切るだろう。
恐らく、小ぎれいなつもりの後ろめたい過去を持つ大人があまりにも世の中に多すぎて、こういった女衒業の隆盛に手を貸し続けるのだ。氏ねばいいのに。
 

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