2011年1月31日月曜日

自衛隊の制服の件

 
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Twitter上で、事情に詳しそうな繊維関係の方に、事業仕訳で海外に受注されることになったと噂の自衛隊の制服について伺った。
結論は、自衛隊の制服は海外に出されずに国内で縫製されているということだったが、その情報を得るために、私は酷い目に遭った。

普通、縫製工場は見学できません。
そうじゃなくて、企業秘密が多いことと、本当に効率追求しているので、得意先や関係先以外はNGです。効率が落ちるので。特に、自衛隊のような特需は難しいでしょう。どこでも良いのなら、縫製工場は見学できます。
繊維に限らず、工場は部外者立入禁止が一般的。僕が産地に入って10年経っても工場を見せないこともある。もちろん、見せてくれるところもある。見る人が見れば、ブランド、数量、縫製仕様等が全て分かってしまう。それに素人が入っていくと危険。見学ラインを用意しているような工場もあります。
今どき、女工哀史なんて誰も思っていませんよ。それに「見学できないのは問題ですね」なんて上から言うような態度では、職人は怒ります。

『女工哀史』()がマニアックな書物だからということを加味しつつも、怒る方がおかしい。「見学できないのは問題」だと言うことが、どこが上からの態度なのか。
私のように縫製技術を習得して職探しをする者が、現場の見学を希望することは当然のことではないか。それに応じられないような職場に、果たして誰が就業を希望できるものか。
私は、うまいこと仰るようですが、行けば外国人研修生だらけで、私の入る余地なんて無い、なんてこともあるのでしょう。秘密を明かされずに入ってみたら奴隷労働だと嫌ですね。と言うと、

だからそういうことを言う人は嫌です、ということ。奴隷労働のわけがないでしょ。

僕だって、工場を見せてもらう時は丁寧に頼むんです。嫌だと言うものは見ませんよ。他人の家の寝室を見せろ、というのと同じなんです。工場を見せろ、というのは。何様のつもりなんですか?

寝室やトイレと工場は違う。プライバシーを守ることはこちらも当然なのだが、可視化が必要だという思いを、私は断じて譲ることはない。しかも、何故いきなり「何様」扱いなのか、こちらこそあなた様は何様でいらっしゃるのかと、言いはしないが、思ったものだ。いまだにまるで三島由紀夫の『絹と明察』()の世界。本当にふんぞりかえって失礼な人だ。

もう、話したくないですね。

意味がわからない。私は公平性を欠いた色眼鏡で見られて、誤解されていた。
これでは、私がうっかり「本当のこと」を言ってしまったことが、相手の癪に障ったようにしか解釈できない。
この業界、本当にヤバい。そんな印象を抱かずにはおられなかった。

この方は以前、Twitterで「人を傷つけない、出過ぎない、という考え方が好きではない」といったことや、

日本語には罵り言葉の語彙が少ない。それは他人を罵ることを醜いと考える洗練された価値観があるからだと思います。「売国奴」「死ね」「クズ」という単語の連呼は、自分が頭が悪く、論理的思考ができず、臆病者であることを宣言しているようなものです。集団ヒステリーを招く恐ろしいキーワードです。

などと過去につぶやいておいでで、そこに私は共感したところ、騙された。言うこととやることは違うのだ。
後にこの方の取り巻き共々に吊るし上げられて、私は多勢に無勢の窮地で、理不尽な濡れ衣を着せられた。(

何も知らない人をとにかく傷つけ、物言う出過ぎる杭を打ち、叩きのめす。いい大人がグルになって、寄ってたかって、どんな共同体の既得権益のビレッジピープルか、と。
言われたことに素直な私は、うっかり真に受けて、酷い目に遭った。
 

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