2011年3月22日火曜日

金を出せ、さもなくば叱るぞ

 
県内に一つしかないみずほ銀行に、わざわざ電車賃を払って電車に乗って行った。あの、システムダウンでてんやわんやの、みずほ銀行()である。
店内は四六時中、耳障りにならない程度に雰囲気を演出している風の、しかし何か妖しげな洗脳をしている風にも妄想できる、不協和音の音楽が流れていた。…

銀行に行って普段それほど気にもとめない、そんなBGMが気になったのも、窓口の椅子に二時間近く座って待たされたからである。

旅行用の小遣いの米ドルをおろしに行った。すると「おろせない」などと窓口応対が言い出した。
システムダウンから3日以上経過している。にもかかわらず銀行が、預けてある金を「おろせない」とは、ものすごい詐欺の手口である。
そして、みずほマイレージクラブの会員は手数料がかからない云々というからみずほに口座を作ったのに、外貨をおろす手数料に千円などと言ってくる。
預けた「私の」金を、動かす手数料に千円。もう銀行は使えない。

久々に、この度は六分程度の勢いで吠えることになった。

「(システムダウンのために、あなたたちが)休日返上で頑張った。それはわかる。しかしこれは私の金」
と、笑顔に顔面神経痛を交えながら言うと、応対の銀行員は、
「はい、仰るとおりです!」…

と、そんなわけで約二時間。
怒りが六分程度というのは、応対している銀行員では話にならない場合に、その上を呼び出し、そいつで話にならない場合は、更に上を上を…、呼び出して叱り飛ばすために、MAXはちゃんととっておいたのである。
私は、そこで金をおろせるまで、帰なかった。

結局は手数料の高い外貨でおろさずに、今日のレートで日本円の普通口座に移しただけだった。その方が手数料が安かったのだ。旅行までに、どうにかドルに両替しなければならない。
この度はMAXを使うことなく、応対の銀行員でカタはついた。この人はうまいこと話を聞いているフリをしたり、ノせたり相槌を打ったりするのが巧みな、熟練者のようだった。多分行内でもモテていることだろう。しかしその熟練のレセプションを、私のような貧乏人に使わなければならなかったのは、あれだ。

しかし、このみずほ銀行のシステムダウンを、東電絡みの陰謀ではないかと、ふときな臭く思ったのは、恐らく私だけではなかったろう。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿