2011年3月29日火曜日

タシケント・ヘタレ旅①~アジアの真ん中で日本に原子力はいらねぇと叫ぶ

 
三泊五日でウズベキスタンに行ってきた。
帰路につく日、チェックアウトを済ませた後、ホテルのフロントの人が私に言った。

「ウズベキスタンの多くの人が、この度日本で起こったことをテレビで見て知っている。あなたはフクシマの“カミカゼ”が十人死んだことを知っているか」

ここで「彼ら」は“カミカゼ”と呼ばれている、ということを知った。
日本を出発した日に見た“三人が被曝”というニュースが、私の知る最後のニュースだった。

「あなたは、日本以外の国に逃げないのか」

フロントにいた、もう一人のウズベク人が私に言った。彼は「ウズベキスタンに来るか」とまで言って案じてくれた。

「アーユーフロム、トーキョー?オーサカ?」
「ヤポン、フクシマ、ツナミ」

タシケント滞在中に、話の中で、よく聞いた言葉だ。

魂からあふれ出る思いを、私は短い拙い、アヤシゲな英語に託して搾り出した。
「ジャパニーズ ガバメント イズ バッド!トーキョー・エレクトリック・カムパニー イズ ソー バッド!バッド!バッド!ジャパニーズ ノー ニーデト ニュークリアパワー!」

この叫びに、その場のウズベク人たちは、皆真剣に耳を傾けてくれた。
一応、「あゝ、このヤポンスキは日本政府と電力会社にブチ切れとるな。そりゃそうだ」という理解は得られた。

我ながらとっさに「unnecessary」とか「energy」などの単語が、すっと出てこない英語力に身悶えしつつ、後の祭りだが、恐らくは、こう叫ぶべきだった。

 Japanese does not need nuclear energy!

 Unnecessary nuclear energy in Japan!

※朝食時、レストランのテレビで日本の震災を報道していたこのレポーター(→)はロシアの人だと思われる。


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